Monotypeのライセンスに関するよくあるご質問

Monotypeのライセンスについてまとめました。

商用利用は可能ですか?

デスクトップライセンスの場合、以下の条件を満たせば利用が可能です。

  1. 「商品(対価が発生する販売物)」ではない電子文書であること
  2. 「フォントソフトウェア」の抽出が不可能で安全なフォーマットで頒布されるものであること
  3. 受領者が編集目的で「フォントソフトウェア」を「使用」できる場合には、受領者がお客様の「ライセンスユニット」内の人数であること

お客様は、以下の場合に限り、「フォントソフトウェア」で作成した書体およびタイポグラフィック・デザインまたは装飾を表示した電子文書(「商品」を含みます。)(「GIF」等)に静止画像を埋め込むことができます。

ただし、かかる画像が「フォントソフトウェア」の代わりとして使用されない場合、すなわち、書体等の表示が「フォントソフトウェア」の各グリフに対応せず、かつかかるデザインおよび装飾を描画するために文書ごとに個別にアドレス指定できない場合に限ります。


商標登録は可能ですか?

「フォントソフトウェア」を用いて作成した静止画像は登録商標にお使いいただけます。
ただし、Monotype の Desktop End User License AgreementではないEULAが適用されるライセンスをご購入の場合には、制約が設けられている場合がありますので、それぞれ適用されるライセンス規約をご確認ください。


ライセンスの種類

1. デスクトップライセンス
ソフトを利用して作成するもっとも一般的なライセンス
デスクトップライセンスは、MacやWindows PCにフォントをインストールして、デスクトップ環境で使用できるライセンスです。世界最大級のライブラリで幅広い言語領域をカバーしています。

  • 印刷物、PDFの作成・配布、タイトル制作、ロゴ制作
  • TVテロップ、DVD、(可変ではない)デジタルサイネージなど

2. Webフォントライセンス
フォントデータをホスティングするサーバーに置き、インターネットを通してフォントデータを読込み、Webページにフォントを表示させることができるライセンス
大きな利点としては、デバイスを問わず同じフォントが表示できることや、文字を拡大する場合でもきれいなまま表示ができ、読みやすいサイト作りができます。

3. サーバーライセンス
サーバーにフォントをインストールして、書体をご利用いただける年間ライセンス。
実装するフォント数等により費用が異なります。
電子帳票やクラウドソリューションなど、サーバー側でドキュメント生成やデザイン出力などを行う場合の年間ライセンスです。パートナー様経由でのご契約も可能です。契約は更新が必要で、買い切りはございません。

4. 電子ブックライセンス
電子ブック(eBook)をWebサイトなどで配布、販売するときにご利用いただけるライセンス。タイトル毎に応じて価格が算出されます。

電子書籍、電子新聞(商利用)の販売にて書体をご使用になりたい場合
出版社、開発会社、新聞社

5. 携帯アプリライセンス
アプリやゲームに組み込んでご利用いただけるフォントライセンスです。対象タイトルの販促用途として、制作物や画像素材としての二次利用も可能です。アプリのインストレーション数に応じて価格が算出されます。

Android/ iOS
PS3/4、PSP、Will、DS、xBox 360、etc
PC、Mac

6. デジタル広告ライセンス
HTML5 を活用したデジタルアド(Web広告)ライセンス。従来型のディスプレイ広告より、コンテンツ制作や差し替えが容易で、柔軟に展開できる点が特長です。インプレッション数に応じて価格が算出されます。

7. プリンター、OEM等の組み込みライセンス
車載機器やウェアラブル機器、携帯電話、計測器、工業機器、プリンタなど電子機器やソフトウェアにフォントを組み込んで使っていただけるライセンス。

電子機器、ソフトウェア(ロムにフォントファイルを組み込み販売する等)、携帯等にフォントを組み込んでご使用になりたい場合
電子機器メーカー、開発会社
カスタムフォント
ブランドコンセプトにマッチしたフォントをカスタムで制作します。アルファベットや数字から、世界各国の93言語サポートまで、必要に応じた文字セットをお作りします。

プリンター、OEM等の組み込みライセンス、カスタムフォントやその他についてのお問合わせ、お見積もりのご希望がございましたら、お問い合わせをお願いします。

その他、ライセンスやカスタムフォントついて、ご不明は場合はお気軽にご連絡ください。
お問い合わせはこちらまでお願いいたします。


Monotype社フォントのライセンス使用許諾範囲を教えてください。

お客様は、(i)「ライセンスユニット」内に限って、(ii)お客様の「個人的利用または社内使用」に限って、かつ(iii)「本契約」のすべての条件に従う場合に限って、「フォントソフトウェア」にアクセス、インストール、及び「使用」する非独占的、譲渡不能、移転不能の(「本契約」において明示に許可される場合を除きます。)ライセンスを許諾されます。「本契約」で明確にお客様に許諾されていない権利の全てを「Monotype Imaging Inc.」が留保します。

注:上記はMonotype、Linotype、ITC、Bitstream、Ascenderのフォントに適用されます。その他のフォントに関しては各社のEULAが適用されます。


フォントのインストール方法を教えてください。

ご購入のフォントデータは、CD、フラッシュドライブ、外付けハードドライブなどにバックアップをお取りいただくようお願いします。Monotype Imaging Inc.のエンドユーザ使用許諾契約により、お客様はデータ損失に備えてバックアップコピーを1部作成することができます。

Mac
OpenType、TrueType、PostScriptフォントのMac OS Xへのインストール方法
フォントをインストールする前に、開いているすべてのアプリケーションを終了してください。

1. インストールしたいフォントファイルを選びます。TrueTypeとOpenTypeのフォントは1つのファイルに収められていますが、 PostScriptフォントはスクリーンフォントとプリンタフォントの2つのファイルに分かれています。 ハードディスクのアイコンをダブルクリック。
2. 「ライブラリ」フォルダをダブルクリックします。(注:PostScriptフォントはFont BookやSuitcase Fusionではインストールしないでください)
「Fonts」フォルダをダブルクリック。
3. OpenTypeのTrueTypeフォントをインストールする場合はTTFまたはOTFファイルをハイライトし、「Fonts」フォルダにドラッグ。PostScriptの場合は、フォントスーツケースファイルとPostScriptファイル(AFMファイルを除く)をハイライトし、「Fonts」フォルダにドラッグ。
4. PostScriptフォントの一覧がすぐにメニューに表示されない場合は、コンピュータを再起動してください。

Windows
まずフォントデータファイルをダウンロードし、作業しやすい場所に保存してください。Fonts.comではデスクトップへの保存をおすすめします。
以下手順はフォントのインストール方法となります。

1. ZIPファイルを右クリック。
2. メニューの「すべて展開」>「参照」ボタンをクリックし、ファイルの展開先を選択。
3.「デスクトップ」をクリックし「OK」をクリック。
4.「展開先の選択」画面が再び表示されますので、「展開」をクリック。
開いているウィンドウを閉じて、デスクトップを表示させます。
5.「Purchased_Fonts」という名称のフォルダがデスクトップ上に作成。フォルダを開き、中の「Windows-TrueType」という名称のフォルダを開く。
6. OpenTypeフォントファイルをダブルクリック、新しいウィンドウが開き、フォントのプレビュー画面が表示されたら、「インストール」をクリック。
7.「続行するにはあなたの許可が必要です」というメッセージが現れますので「続行」を選択。
これでフォントがインストールされました。コントロールパネルを開き、インストールされたことを確認してください。「Fonts」フォルダを開き今インストールしたフォントを確認します。


プログラムによっては、フォントをドロップダウンメニューに表示させるためにコンピュータの再起動が必要な場合があります。Fonts.comではインストール完了後にシステムを再起動することをおすすめします。


デスクトップフォント編

 

フォントデータから制作した画像使用について

デスクトップライセンスで制作した画像使用の場合であっても、デスクトップライセンスの使用許諾範囲外となるケースもありますので、詳細についてはこちらまでお問合わせください。
 

購入してすぐに使えますか?

はい。デスクトップライセンスをご購入の場合は、決済完了後にダウンロード可能なページに遷移いたしますので、そちらからフォントをダウンロードしPCにインストールしてご利用ください。

フォントがカバーしている言語を教えてください。

MyFontsからフォントがカバーしている言語を確認することが可能です。
1. フォント名を検索
2. 該当のフォントをクリックし詳細を表示
3. 「Tech Specs」をクリック
4. スクロールし「Supported Languages」の言語が対応している言語になります。

OpenTypeフォントのStd、Pro、Comの違いを教えてください。

大半のフォントはOpenType形式ですが、OpenTypeには収録言語数や機能に応じて4つの種類があります。以下の説明をお読みいただき、用途に適したフォントをお選びください。

OpenType Std
OpenType Std(=Standard)は、OpenTypeの最も基本的な形式です。収録されている拡張ラテン文字は次の21言語に対応しています。

  • アイスランド
  • アイルランド
  • アフリカーンス
  • イタリア
  • インドネシア
  • 英語
  • オランダ
  • カタロニア
  • ゲール(アイルランド、スコットランド)
  • サーミ(南部)
  • スウェーデン
  • スペイン
  • スワヒリ
  • デンマーク
  • ドイツ
  • ノルウェー
  • バスク
  • フィンランド
  • フランス
  • ブルトン
  • ポルトガル

さらには、ラテン文字以外の言語・文字拡張が含まれているものもあります。

OpenType Stdはほとんどが上記の言語に対応していますが、個々のフォントで対応範囲は異なります。

OpenType Pro
OpenType Pro(=Professional)は、OpenType Stdの対応言語に加えて、中央ヨーロッパ言語や他のラテン系の書記言語にも対応しています

  • アイスランド
  • アイルランド
  • アフリカーンス
  • イタリア
  • インドネシア
  • エストニア
  • オランダ
  • カタロニア
  • クロアチア
  • ゲール(アイルランド、スコットランド)
  • サーミ(南部)
  • スウェーデン
  • スペイン
  • スロバキア
  • スロベニア
  • スワヒリ
  • セルビア
  • チェコ
  • デンマーク
  • ドイツ
  • トルコ
  • ノルウェー
  • バスク
  • ハンガリー
  • フィンランド
  • フランス
  • ブルトン
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • ラトビア
  • リトアニア
  • ルーマニア

OpenType Com
OpenType Com(=Communication)は多言語コミュニケーションに最適のフォントです。収録文字数が387文字以上、56言語に対応可能なライノタイプ拡張欧文文字セット(LEEC:Linotype Extended European Character set)がこの形式のすべてのフォントに含まれています。対応言語は次の通りです。

  • アイスランド
  • アイルランド
  • アフリカーンス
  • アルバニア
  • イタリア
  • インドネシア
  • 英語
  • エストニア
  • オランダ
  • ガガウズ(ラテン文字)
  • カタロニア
  • ガリシア
  • カレリア
  • クロアチア
  • ゲール(アイルランド、スコットランド)
  • コーンウォール
  • サーミ(南部)
  • スウェーデン
  • スペイン
  • スロバキア
  • スロベニア
  • スワヒリ
  • セルビア
  • ソルブ
  • チェコ
  • デンマーク
  • ドイツ
  • トルクメン(ラテン文字)
  • トルコ
  • ノルウェー
  • バスク
  • ハンガリー
  • フィンランド
  • フェロー
  • フランス
  • フリウ
  • ブルトン
  • ポーランド
  • ボスニア
  • ポルトガル
  • マルタ
  • モルドバ(ラテン文字)
  • ラディン
  • ラトビア
  • リトアニア
  • ルーマニア
  • レト・ロマンス群

OpenType W1G Fonts(WGL4)
WGL4とも呼ばれるOpenType W1Gフォントは、ラテンアルファベット言語の多くに対応する拡張文字セットを備え、キリル文字、現代ギリシャ文字を使う言語にも対応しています。600文字以上を収録し、対応言語は89以上となっています。

ラテン文字

  • アイスランド
  • アイルランド
  • アストゥリアス
  • アフリカーンス
  • アルーマニア
  • アルザス
  • アルバニア
  • イタリア
  • インドネシア
  • ウェールズ
  • ヴェプス
  • ウォロフ
  • 英語
  • エストニア
  • エスペラント
  • オック
  • オランダ
  • ガガウズ(ラテン文字)
  • カタロニア
  • ガリシア
  • カレリア
  • グリーンランド
  • クロアチア
  • ゲール
  • コーンウォール
  • コルシカ
  • サーミ(南部)
  • サーミ(北部)
  • サーミ(ルレ)
  • ズールー
  • スウェーデン
  • スペイン
  • スロバキア
  • スロベニア
  • スワヒリ
  • セブアノ
  • セルビア
  • ソルブ
  • チェコ
  • チェワ
  • デンマーク
  • ドイツ
  • トルクメン(ラテン文字)
  • トルコ
  • ノルウェー
  • バスク
  • ハンガリー
  • フィリピン
  • フィンランド
  • フェロー
  • フランス
  • フリウリ
  • フリジア
  • ブルトン
  • ポーランド
  • ボスニア
  • ポルトガル
  • マルタ
  • モルドバ(ラテン文字)
  • ラディン
  • ラテン
  • ラトビア
  • リトアニア
  • ルーマニア
  • ルバ
  • レト・ロマンス群

キリル文字

  • アヴァル
  • アグール
  • イングーシ
  • ウクライナ
  • エルジャ
  • オセット
  • ガガウズ
  • カラチャイ
  • コミ
  • コミ・ペルミャク
  • セルビア
  • チェチェン
  • ツンドラ・ネネツ
  • バルカル
  • フバルシ
  • ブルガリア
  • ベラルーシ
  • マケドニア
  • モルドバ
  • ルトゥル
  • レズギ
  • ロシア

ギリシャ文字

・ギリシャ


ウェブフォント編


日本語書体のWEBフォントは表示について、 実際に体感できるサイトを2つご紹介いたします。

セルフホスティングは対応していますか?

CJK(Chinese, Japanese, Korean)の2バイトフォントはFonts.comではセルフホスティングには対応しておりません。欧文フォントのみの場合は、セルフホスティングでご利用いただけます。
MyFonts.comでもセルフホスティングをご利用いただけます。

最終更新:2023年8月8日