土井遼太
シニア・タイプデザイナー
In his words.
「
グローバルチームでの仕事は、文化の違いを知り、理解する機会にもなります。
」
東京藝術大学デザイン科を卒業後、英国レディング大学書体デザインコースで修士号を取得。2015年よりタイプデザイナーとしてMonotypeに在籍し、企業制定書体の開発や、書体選定をはじめとしたコンサルティングを行う。また、たづがね角ゴシックの制作メンバーとして、ファミリー展開やCJK(中日韓)言語に対応した字種拡張にも携わる。最近では、大学での講義や国際カンファレンスでの登壇を通じ、国内外に向けて書体についての発信をしている。
土井遼太は、欧文に対応する和文または和文に対応する欧文の書体デザインを専門としています。人気の高いTazugane GothicやTazugane Infoのデザイン開発に携わりました。どちらも、日本語とラテン語でブランドメッセージを表現する際に数多くの企業が使用しています。
Studio releases.
Shorai™ Sans
何も足さない「素」のかたち
たづがね角ゴシック
人になじむ、自然なかたち
Tazugane® Info
ヨコ組みに特化した日本語書体ファミリー
たづがね角ゴシックInfoは、ヨコ組みに特化した仮名を備えています。たづがね角ゴシックの漢字・欧文部分はそのままに、ヨコ方向に組まれたテキストの安定感を考えて整理されたデザインは、情報を端的に伝える場面で力を発揮します。特にカタカナ部分は落ち着いた印象と水平のラインを意識したつくりで、製品名や外来語などカタカナが多く使われる昨今の環境になじむデザインです。
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Shorai™ Sans:何も足さない「素」のかたち
Shorai Sansは、幾何学的な形状が特徴のMonotypeの日本語書体です。Monotypeクリエイティブタイプディレクター小林章とタイプデザイナー土井遼太、そして書体デザインの第一人者、中村征宏氏を制作メンバーに迎え開発されました。