Monotypeのカンパニーデスクトップライセンスでブランドフォントへのクラウドアクセスを可能に

Man using Microsoft Word on Laptop
社内で正しいフォントにアクセスできるメンバーが増えるほど、ブランドの一貫性も高まります。

フォントファイルを圧縮フォルダにまとめて組織全体に共有したり、デザインが崩れないことを祈りながらクラウドにある文書にフォントを埋め込んだりしていた時代はもう過去のことです。Monotypeは先頃、組織内の全従業員が自分のデスクトップ環境で商用フォントにアクセスできる拡張ライセンス権について発表しました。

この発表は、Microsoft Office 365のクラウドエコシステム内でブランドフォントの運用が可能になるとのMicrosoftの発表を受けて行われたものです。このMicrosoftのユースケースは、上記の新たなライセンス体系が直接的に役立つ事例となります。

デスクトップライセンスとは何か

デスクトップライセンスとは、ユーザーのコンピューターにインストールされている書体に適用される共通ライセンスで、その書体をプレゼン資料やパンフレット、印刷広告のデザインなど、複数の目的で使用できる権利です。企業や組織の間でリモートワークがますます普及する中で、従業員が高性能のクリエイティブアセットに一貫してアクセスできる必要性がかつてなく高まっています。

アクセスできる人が増えれば一貫性も増す

多くのブランドでは、デスクトップライセンスの管理については手作業に頼っているのが現状ですが、大規模な組織では、従業員チーム全体にアクセス許可を拡大するのに苦労しているケースが多く見られます。そのため、共同作業を行うメンバーの間でフォントファイルへのアクセス権が異なるために、もめごとが起こる場合があります。また、チームメンバー間でプロジェクトを共有している場合に、フォントがなくなってしまうことにもなりかねません。Monotypeのカンパニーデスクトップライセンスがあれば、従業員や共同作業者がブランド戦略に沿ったプレゼン資料や文書を作成するに当たって、正しいフォントを使ってシームレスに作業できるようになります。社内で正しいフォントにアクセスできるメンバーが増えるほど、ブランドの一貫性も高まります。

 

カンパニーデスクトップライセンスを取得するには

カンパニーデスクトップライセンスは、Monotype Fontsのサブスクリプションに含まれる形で取得できます。Monotype Fontsは、クリエイティブによるクリエイティブのための唯一のオンデマンドフォント配信サービスで、ブランドやクリエイターチームが、見る人の記憶に残るデザインを簡単に作成できるようになります。15万以上のフォントにアクセスできるほか、独自のブランドフォントのインポートも可能です。Monotype Fontsのユーザーは制作物をクラウドで共有できるため、どこからでも共同作業に参加し、フォントを使用することができます。

今回、より充実したデスクトップライセンスが加わったことで、企業のブランドは、さらに多くの環境で自社のブランドアイデンティティを広めることができるようになります。

このライセンスでは、すべての従業員に加えて、組織の業務に従事する関連会社などもカバーされます。ライセンス料は使用する商用フォント数に応じた年額で、組織内の従業員総数によって異なります。

カンパニーデスクトップライセンスについてさらに詳しく知りたい方、自社のブランドのニーズに合うパッケージがあるかどうかを知りたい方は、当社ウェブサイトをご覧ください。
 

Monotypeのカンパニーデスクトップライセンスでブランドフォントへのクラウドアクセスを可能に
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