Neue Frutiger World
Neue Frutiger Worldは多言語での使用を想定して開発され、150以上もの言語・文字体系に対応しています。ウェイトは10ウェイトと、それぞれにイタリックも用意されています。温かみがありながらも、機能性・可読性に優れ、世界中で一貫したブランドイメージ、そして「声」を伝えることができます。
グローバル化が進む現代で、ブランドは、さまざまな言語やコミュニケーションスタイルにわたって、より視覚的アイデンティティと声のトーンを統一することを求められています。 Neue Frutiger Worldは多言語での使用を想定してデザインされました。
これは、70年代半ばにパリ近郊のシャルル・ド・ゴール空港のために設計したアドリアン・フルティガーのオリジナルの書体を拡張したものです。モノタイプタイプディレクターの小林章は、「有機的で親しみやすい声のトーン」を持っていると説明し、読みやすさと親しみやすさはこの書体全体に反映されています。
それぞれの言語が単体でも自然な見え方になるよう各言語のスペシャリストである書体デザイナーが担当し、人になじむ字形となるよう開発が進められた。その結果、どの言語を組み合わせても統一したニュートラルなイメージで「情報を正しく伝える」という書体の持つ本来の役割を果たすことができます。
Neue Frutiger Worldは、対応言語の幅広さだけでなく、印刷物、デジタル環境など多様なニーズにも効果が発揮できるよう開発しました。
Neue Frutiger Worldは多言語での使用を想定してデザインされ、ラテン、ギリシャ、キリル、ジョージア、アルメニア、ヘブライ、アラビア、タイ、ベトナムなど、150以上もの言語・文字体系に対応しています。ウェイトはUltra LightからExtra Blackまでの10ウェイトと幅広く、それぞれにイタリックも用意されています。アドリアン・フルティガー氏によるオリジナルのFrutiger同様、温かみと明瞭さを兼ね備えた書体で、世界中で一貫したブランドのイメージ、そして「声」を伝えることができます。
Neue Frutiger Worldは対応言語の幅広さだけでなく、汎用性の高さも強みです。ブランディング、CIプロジェクト、広告、標識、案内・誘導サイン、印刷物、デジタル環境など、多様な場面でその効果を発揮します。
Monotypeには、グローバルブランドのアジア展開を言語面でサポートするものとして、日本語書体では、たづがね角ゴシックとヨコ組みに特化した仮名を備えたたづがね角ゴシックInfo、中国語書体 M XiangHe Hei(繁体字、簡体字)、韓国語書体Seol Sansがあります。いずれもNeue Frutiger Worldと組み合わせて使えるデザインになっています。
Neue Frutiger Worldは、10ウェイトと幅広く幅広い150以上の言語・文字体系をサポートします。
Neue Frutiger Worldプロジェクトを率いたMonotypeタイプディレクター、小林章はこう話します。「Neue Frutiger World が出る以前は、欧米のブランド企業にとって、自分たちの選んだ欧文書体に合うアラビア文字、ヘブライ文字、タイ文字、ベトナム文字の書体ファミリーを見つけることは容易ではありませんでした。似たような雰囲気を持つ書体が見つかったとしても、たとえばそれぞれのボールド体がうまくマッチするかどうか、保証はありませんでした。Neue Frutiger Worldは、こうした問題を解決するために生まれました。」
Neue Frutigerは、ブランディングにおけるタッチポイントで一貫したブランドイメージを提供します。
Neue Frutiger World
Neue Frutiger Worldでは、 ウェイトはUltra LightからExtra Blackまでの10ウェイトと幅広く、それぞれにイタリックも用意されています。Monotype Fontsでもこのファミリーを含めMonotypeがライセンスする数多くの高品質の欧文フォントにアクセスすることができます。