Studio

チームのご紹介

Monotype Studio には世界中の人材が集まっています。当社は世界中の有名ブランドの書体をデザインし、この業界で最も象徴的で話題となっているデザインをいくつも生み出しています。

Emilios Theofanous

キプロス生まれの Monotype クリエイティブ・タイプディレクター、Emilios Theofanous は、上質なギリシャ語や多国語のフォントに目がありません。Monotype への入社以降、彼は複数のカスタムフォントやライブラリのプロジェクトを手掛けてきました。Monotype の前は世界的な制作会社とのコラボレーションで、Google Fonts や Adobe の Source Serif Greek Italic など、大規模なプロジェクトに貢献してきました。

Friedrich Althausen.

Monotypeベルリンの書体デザイナー、Friedrich Althausenはワイマールのバウハウス大学に学んだ後、書籍のタイポグラフィと文字のドローイングに引かれ、フリーランスデザイナーになりました。数学や作図法などの教科書用に書体をデザインしたこともあり、彼の手がけたVollkornは、フリーWebフォントの先駆けとして有名になりました。

Juan Villanueva

Juan Villanueva は、ニューヨーク市にある Monotype Studio のシニア・タイプデザイナーです。Monotype Library には彼のデザインした Walbaum や Sagrantino などの書体があります。これまで Tencent Sans、Ricky Zoom、複数の Google Noto フォントなどのカスタム書体を手掛けてきました。

Phil Garnham.

Monotype エグゼクティブ・クリエイティブ・タイプディレクター、Phil Garnham は書体デザイナーとして長年活躍し、世界ブランドの専用書体の開発でも豊富な経験があります。デザインスタジオや企業クライアントとの協働を通じて、ブランドにとって統一感のある書体を持つことが、いかにクリエイティブやビジネスの面で重要であるかを実感しています。

Robin Hui

Robin Huiは1988年に書体デザイナーとしてMonotype Hong Kongに入社しました。現在 Monotype Hong Kongの主任デザイン・プロダクションマネージャーを務め、様々な書体デザインやテクノロジープロジェクトを任されています。異なるプラットフォーム間での書体の圧縮、ヒンティング、レンダリング制御も彼の仕事です。Monotypeへの入社前は、10年間プロの植字工を務め、書体の効果的な活用における経験を積み、中国語書体に対する強い情熱を抱くようになりました。

Tao Di.

Monotype上海の書体デザイナー、Tao Diは、大学では工学を専攻していました。卒業後はグラフィックデザイナーとして中国の広告代理店に就職。このとき書体の魅力に取りつかれ、独学で書体デザインを勉強しました。

Terrance Weinzierl

Monotype Studio のクリエイティブ・タイプディレクターとして、Terrance Weinzierl は、2008年以来、Monotype Library や様々なブランドのために書体をデザインしたり既存の書体のカスタム版を作ったりしてきました。Microsoft や Google、バーンズ・アンド・ノーブル、ドミノ・ピザやSAPのカスタム・プロジェクトで仕事をするのに加え、彼は、ゲームやプロ・スポーツ・チームや自動車メーカーの書体をデザインしてきました。

Tom Foley

Tom FoleyはMonotypeのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターで、Monotype Libraryや企業ブランド用の書体をデザインするチームをリードしています。曽祖父は文字を彫ることが専門の石彫職人の一家の出で、また叔父は看板職人と、言葉や文字は、彼の血のなかに脈々と受け継がれています。

Tom Rickner

Monotype Studio Designのシニア・ディレクター、Tom Rickner は、書体業界において30年以上の経験を積んでいます。初期の頃のビットマップの編集から、Adobeのまったく初めてのマルチプル・マスター・フォントやFont BureauとAppleのTrueType GXバリエーション・フォントのデザインまで、長いキャリアを通じて書体デザインやフォント制作のあらゆる要素を習得してきました。

土井遼太

東京藝術大学デザイン科を卒業後、英国レディング大学書体デザインコースで修士号を取得。2015年よりタイプデザイナーとしてMonotypeに在籍し、企業制定書体の開発や、書体選定をはじめとしたコンサルティングを行う。また、たづがね角ゴシックの制作メンバーとして、ファミリー展開やCJK(中日韓)言語に対応した字種拡張にも携わる。最近では、大学での講義や国際カンファレンスでの登壇を通じ、国内外に向けて書体についての発信をしている。 

小林章

欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して 2001 年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏やアドリアン・フルティガー氏との共同での書体開発のほか、Monotype日本デザインチームが開発して2017年に発表された同社初の日本語書体「たづがね角ゴシック」のディレクションを担当した。欧米、アジアを中心に講演やワークショップを行うほか、世界的なコンテストの審査員も務める。2022年にType Directors ClubのTDCメダルを受賞。